楽しく実践的な授業を通じて、ファッションに関わる
みなさんの可能性をさらに広げていきます。

長鳥 園子はちょう そのこ
立体裁断とパターンメーキング

吉忠グループ・ニューロマン（株）のデザイン室勤務を経て、マネキンエース（株）、笹倉商事（株）にてデザイナー・パタンナーとして勤務。94年よりマロニエファッションデザイン専門学校のパターンメーキング指導に従事。また複数の大手アパレルメーカーの社内研修講師も務める。日本ファッション教育振興会パターンメーキング技術検定1級・セコリイタリア本校教育認定書・大野式立体裁断教育認定書取得ほか。

良い服づくりに必要なのは本物の知識とスキル

着やすい服、売れる服をつくるためには、人の身体とデザインを理解した上でパターンメーキングをすることが重要です。 たとえば、コートのパターンをつくるとき、どのようにボタンの位置やボディラインをとると良いでしょうか? ヨーロッパの中でもパターン技術の高さに定評のあるイタリアでは、座っても着くずれしないように、ヒップの位置にボタンを置き、そこからバランスをみて上下へ配置します。また、ジャケットは、シルエットのくびれたところをボタン位置にしてシルエットの美しさを強調します。 こうした基本を知っているパタンナーは、デザイナーにもきちんと意見を言えますし、ビジネス系の人も商品に対する見識が深くなります。幅広い知識や正しいスキルがあると、ファッションの可能性はもっと広がります。

楽しく学びながらレベルに応じた実力がつく

最近、ファッション業界の若い人々と話をしていると、｢スキルに自信がない｣｢自分は会社のやり方しか知らないので応用力がない｣という悩みをよく聞きます。スキルアップスクールは、そんな方々に元気を与える場所です。 各コースではパターンの基礎習得のほか、初心者の方にはファッション全般の情報･知識や材料ショップの紹介をしたり、業界の人にはトレンドや売れる商品のポイントと講義したりするなど、ほかでは聞けない実践的な知識も豊富に盛り込んでいます。 講義は毎回、和やかな雰囲気のもと、講師も受講生も一緒になって楽しみながら学ぶので、ファッションや服がさらに好きになるはずです。このスクールで確かな知識と技術に裏打ちされた実力と個性を磨き、仕事での実務やキャリア、趣味であなたの可能性を広げてください。